2017.06.03 - Article

Mac OS X が macOS 11 になる時

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2017年6月6日(日本時間)にAppleの開発者向け会議「WWDC 2017」が行われますが、僕はそこでmacOS 11が発表されると思っています。

現状、macのOSはメジャーアップデートが行われても、小数点部分が変更される、おかしな状態となっています。

Mac OS X 10.0 Cheetah
Mac OS X 10.1 Puma
Mac OS X 10.2 Jaguar
Mac OS X 10.3 Panther
Mac OS X 10.4 Tiger
Mac OS X 10.5 Leopard
Mac OS X 10.6 Snow Leopard
Mac OS X 10.7 Lion
OS X 10.8 Mountain Lion
OS X 10.9 Mavericks
OS X 10.10 Yosemite
OS X 10.11 El Capitan
macOS 10.12 Sierra

最近よく使われるバージョニング方法としてはセマンティックバージョニングが多いかと思います。
バージョンナンバーを「2.10.0」のように3つに区切り、左からメジャー.マイナー.パッチのバージョンとしています。
iOSの管理にも使われており、現時点でiOSは10.3.2となっています。

そもそも、なぜmacではバージョン10がこれほど長く使用されていのか、それはOS自体の名前が大きく関係しているのだと思います。
Appleはバーションを10にする際にバージョン数の10をローマ数字のX(10)にし、Mac OS X(マック オーエス テン)としました。
この事で普段macを使わない人は「マック オーエス エックス」と間違えて読んでしまう場合がありますが、これはあながち間違いではないのです。

なぜならMac OS Xから、OSのベースにUNIX(ユニックス)が使われるようになりました。Unixの派生OSは、そのことがわかるように、OS名にXを入れることがよくあります。
例)AIX(IBM)、HP-UX(HP)
つまりMac OS Xの「X」はUNIXの「X」でもあるのです。
これに気づいた時、このネーミングセンスは抜群だと思いました。
安直に考えればmax(マックス)などにしてしまいそうですが、そこはApple、10の部分をローマ数字にすることで「10」と「UNIX」のダブルミーニングにしているのです。

しかし、このOS名にすることで、UNIXベースである限りバージョン10(X)から変更できなくなってしまいました。
初リリースの2001年から現在2017年までの17年間、OSは大きくアップデートされていますがナンバリングは10のままです。

しかし2016年にAppleはついにOS Xの名称をmacOSに変更しました。
macOS 10.12 Sierraとバージョン10を残した状態になっていましたが、これは10からの脱却への布石だと思います。

その時「macOS 11」としなかった理由としては、当時使用されていたiOSのバージョンが10でした。
両OSでは共有する機能も多いので、macOS 11、iOS 10というナンバリングがずれた状態になってしまうの回避したのだと思います。

近年macOSとiOSは1年に1回、同時期にメジャーアップデートが行われています。
ぜひWWDC 2017で「macOS 11」「iOS 11」という足並みを揃えたバージョンが発表されること願っています。

ちなみにXはUNIXに由来するという事をAppleが明言した事は1度もありません。あくまで予測なのですが、あえてローマ数字を使った事を考えるとこの考え方が自然かと思います。

2件のコメントがあります。

    1. iOSはメジャー・マイナー・パッチと別れているようなので、セマンティックバージョニングと思っていましたが、apple独自の基準ですかね。
      しかも結局WWDCでは新macOSは10.13との事で…
      残念。

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